川崎競馬と聞いて何を思い浮かべますか?ナイター競馬、全日本2歳優駿…色々ありますが、これだけは外せない!というのはやはり佐々木竹見元騎手でしょう。
佐々木竹見元騎手は、川崎競馬場所属騎手としての42年間の中で、通算騎乗回数39092回(内中央20回、海外12回)、通算勝利数7153勝という偉業を成し遂げた『鉄人』と呼ばれた騎手です。
1941年に青森県に生まれ、1960年に騎手免許取得、翌年には初重賞制覇、1964年には初の南関東リーディングジョッキーに輝き、以降15年間他の騎手にリーディングの座を渡しませんでした。
1966年の年間勝利数505勝は当時の世界記録、地方競馬のみの記録としては現在も日本記録となっており、通算勝利数7000勝は、世界でもわずか8名のジョッキーのみという、日本の競馬界が誇る記録となっています。
これだけの記録を作り上げた佐々木騎手の騎手人生は、怪我との戦いの連続でした。
1963年に右膝下骨折での5ヶ月間の療養を始め、1975年の右肩脱臼、1978年の右大腿骨骨折と1981年の左大腿骨・膝下の複雑骨折では合わせて2年もの間休養を余儀なくされました。
その後も右中指骨折、肋骨骨折、腰部骨折など、怪我の連続。
体には数々のボルトやプレートを埋め込まれながらも、佐々木騎手は復活します。
そして2001年7月8日の現役引退まで記録を作り続け、走り続けました。
佐々木騎手が『鉄人』といわれる所以がここにあります。
川崎競馬場では佐々木元騎手の偉業を称え、2003年から『佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ』という騎手招待の特別レースが行われています。
また、2号スタンド1階では佐々木竹見ギャラリーがあり、佐々木騎手の偉業を振りかえる事ができます。
『鉄人佐々木竹見』は今でも川崎競馬の顔といえるでしょう。
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